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【夏休みの自由研究ならココ!③】東京・かっぱ橋道具筋 /

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Kimg0646_2 夏休み、東京ディズニーリゾートや東京スカイツリーなどにお出かけの方も多いでしょう。

 そんな時にちょっと足を延ばして、自由研究のネタ探しにこんなところはどうでしょうか。

 暑い夏でも観光客であふれている浅草。その淺草から徒歩15分ほどのところにある合羽橋(かっぱばし)

 ここには、 「かっぱ橋道具街」というのがあります。調理に関する食器、調理器具、食材、容器、包装資材、サンプル、看板、制服などありとあらゆるものを販売するお店が並んでいるところです。その規模は、約300店に及ぶと言われ、日本一、もちろん世界でも類のない街なのです。

 飲食業の人たち向けの卸専業で、一般の消費者には販売していない店も多くありますが、一般向けに販売している店が道路に面して、ずらりと並び、観光客もたくさんきているところです。日曜はお休みのところが多いので、できれば平日に行くのがおすすめです。Kimg0644

 さて、夏休みの自由研究としてはどんなところに注目しましょうか。

 一番手っ取り早いのは、食品サンプルの体験です。食品サンプル大手の株式会社岩崎の関係会社イワサキ・ビーアイのショールームで食品サンプル製作体験ができます。ただし、連日大人気のようですので、事前に予約は必須でしょう。

 さて、それ以外にちょっとしたヒントを。

 このかっぱ橋道具筋は、今でこそ一般のお客さんがたくさん買い物に来ていますが、本来は「問屋街」です。
 「そうは問屋が卸さない」という言葉があります。「そんな簡単に、問屋が売ってくれはしない」というのが本来の意味です。問屋が売ってくれない先は、どこかと言うと、「小売店」です。

 本来は、「メーカー(製造企業)⇒ 問屋(卸業) ⇒ 小売店 ⇒ 消費者 」という流れになっているのです。この問屋が並んでいるところが「問屋街」という訳です。
 かっぱ橋道具街と同様に、飲食業向けの道具を販売する問屋が並んでいる場所が、規模はかなり小さいですが、大阪にもあります。千日前道具屋筋商店街です。

 東京都内では、繊維製品を扱う問屋の並ぶ日本橋横山町・馬喰町の新道通り や 日暮里繊維街 JR浅草橋駅周辺の江戸町通り のおもちゃや人形の問屋街などが有名です。他の問屋街も回って、それぞれの特徴や歴史をまとめるのも面白いかも知れません。

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 問屋では、普段見かけない表示を見つけたりします。例えば、「上代」という表示。上代というのは、小売店がお客さんに販売する時の価格です。よく「メーカー希望価格」と書かれているものと、ほぼ同じ意味になります。

 上があるのですから、「下代」というのもあります。こちらは、問屋が小売店に販売する時の価格です。「卸価格」と言うものと同じです。

 こんなこともまとめてみると面白いかもしれません。

 最近では、このかっぱ橋道具筋は、外国人にも大人気となっています。日本の陶器や、特に人気なのは刃物類。日本と言えば、侍。侍と言えば、刀。刀を買って帰る訳には、さすがにないので、包丁などの刃物の人気が急上昇なのだそうです。

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 かっぱ橋道具筋を歩くと、本当に様々な道具や食器売られています。家庭では使うことのない大型の鍋や、専用の道具。材料なども、こんなものもあるのだという驚きがあります。

 むしろ、子供より大人の方が夢中になってしまうかも知れません。普段、料理しない人も、珍しい道具や材料を見て、料理心が動かされるかもです。

 歩き疲れて、少し休憩と、町の歴史などを勉強しようと思ったら、お勧めなのは道具筋を抜けたところにある台東区立生涯学習センター。併設されている図書館には、東京の郷土資料などが充実していて、浅草やかっぱ橋周辺の歴史を勉強したい時には最適。

 さらに、ここには池波正太郎記念文庫もあり、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」など江戸を舞台にした小説が書かれた書斎が復元されています。江戸時代の地図と現代の地図も判りやすく展示されており、歴史好きにはぴったりです。

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