中村ゼミ毎年恒例東京合宿その2~羽田空港 全日空メンテナンスセンター / 中村 智彦
中村ゼミの合宿は、基本的にゼミ生の手作りです。今回もゼミ生の一人が昨年、行くことがかなわなかった羽田の全日空メンテナンスセンターの見学をどうしても行きたいということで、早々と五月の連休前に予約を入れてしまったことから、日程が決まりました。
毎年、「どこに行きたい」だの、「あそこが見たい」だのという声が出て、見学希望先がいくつも出ます。しかし、今年もそうですが、宿泊先や見学先の場所と移動時間などから、最終的にいくつかの見学先に落ち着いていきます。
なぜに東京に合宿かということなのですが、はじめたきっかけは、意外と学生たちが東京に行ったことがないという事実。経済や中小企業、地域経済などという話題には、必ず東京のことが出てくるのですが、やはり行ったことがないとピンとこないということで、合宿に行くことになりました。
さて、今年の東京合宿の目玉、全日空メンテナンスセンターの見学です。当日は、よく晴れて暑いくらいの一日でした。関西にいると、大阪国際空港(伊丹)、関西国際空港、神戸空港と、空港問題が毎日のように報道されているのですが、そのくせ羽田のことは、あまり報道されない。「伊丹廃港」だの、「関空救済」だのと言っている間に、羽田の国際線ターミナルは着々と工事が進んで、その大きな姿を現しつつあります。こうした状況も、今回、ゼミ生にはみてもらえればと考えました。
最初に全日空についてのブリーフィングがあります。クイズ形式で楽しみながら、知識を増やせます。平日と言うのに、大人の人たちが多くて、回答も真剣だったりして・・・ちょっとゼミ生たち圧倒されています。
全日空の会社概要から、導入が予定されているボーイング787の解説など、ゼミ活動で行っている企業訪問で訪れた企業が関係している話もあって、興味津々。「会社の前身は日本ヘリコプター輸送株式会社と言いました」という説明を聞きながら、(そういえば、二十年前に航空会社に勤めた時、先輩たちが、「にっぺり、にっぺり」と言うので、何だろうと思ったら全日空のことだったなあと、思い出したりしていました。)
さて、ブリーフィングが終わって、見学の注意事項を聞いて、ヘルメットを受け取ると、いよいよ整備場見学開始です。
とにかく大きすぎて、どこになにがあるのやら、最初、ぱっと見では分かりません。面積は、23000平方メートル。東京ドームグラウンド(13000平方メートル)の約1.8倍の大きさだそう
です。
格納庫の前は当然ながら、滑走路です。
見学者は黄色の線までは出ることが許されています。
滑走路の向こうには、モノレールが見え、その向こうには多摩川。そして、そのさらに向こうは川崎市の工業地帯です。 「冬の天気の良い日には、富士山が見えてきれいですよ」と説明がありました。搭乗前に空港から、何度かみたことがありますが、夕焼けの中にシルエットでみる富士山は本当にきれいです。
離発着する時に、機内から見えていたところに、今いるのだと思うと、ちょっと感激です。
整理整頓が徹底されている整備士たちの工具置き場。入社して、資格を採っても、それで終わりではなく、上級職に上り詰めるには、かなりの勉強と努力が必要とわかって、ゼミ生一同、ため息・・・「一生勉強ですね・・・」
空港ではなかなかこういうアングルで航空機をみることはないですよね。近くでみると大きさに圧倒されます。
全員で記念写真。妙にヘルメット姿が似合っているゼミ生が・・・・・
強い日差しでまぶしぃ!
さて、間違い探しです。この中にゼミ生ではない人が入っています。さて、誰でしょう(笑)
(今回、学生以外に、いつもゼミ活動にご協力いただいている方が二名ほど特別参加しています。)

人間の大きさと比較すると、格納庫や航空機の大きさを実感することができます。
見学コースの帰り道で、見かけたダグラスDC3のコックピット部分。DC3は1935(昭和10)年からアメリカ・ダグラス社が製造を始め、なんと約1万1000機も販売されて名機と呼ばれる航空機。全日空でも、1955(昭和30)年から、1966(昭和41)年まで使用されたそうです。
最初は恥ずかしがっていたゼミ生たちも、せっかくだからと記念撮影。
今回の見学の見学は、実は昨年からの念願のものでした(若干一名のゼミ生の強い・・・)。
それにしても、うちのゼミでは、以前にシンガポールのチャンギ空港のDHLターミナルから始まって、今年は神戸空港も視察しましたし、空港関連は一通り行ったことになるかも知れません。航空業界というと、チェックインカウンターで働くグランドの人たち、フライトアテンダントとパイロットという乗務員の人たちのイメージだけが強いので、多くの職種があって、それぞれの人たちが働いているのだということを、少しでも理解してもらえればいいかなあと、元業界人として思っています。
神戸空港視察の模様はこちから⇒ 京阪神企業見聞録「神戸空港の巻」
※見学先リンク



